コンテンツの閲覧制限
基本投稿タイプの記事のカテゴリー及び固定ページに対して閲覧制限をかけることができます。カテゴリーや固定ページが階層を有する時は、下位のカテゴリーや固定ページにも同じ閲覧制限が適用されます。セクションやリンクなどのカスタム投稿タイプは、元々が公開を目的とした機能であるため、閲覧制限の対象外とします。ユーザー一覧やリンク一覧などの固定ページも閲覧制限の対象になりますが、関連するオブジェクト(ユーザープロファイルやリンク)の閲覧制限は各々の設定によります。
※ 閲覧制限の保存は、管理者だけが実行できます。
閲覧制限の方式
「非表示・リダイレクト」: 閲覧が制限されたカテゴリー及び固定ページであるメニュー項目は、メニューに表示されません。制限されたカテゴリーや固定ページへのアクセスは、フロントページにリダイレクトされます。制限されたカテゴリーに属する個別の投稿記事へのアクセスも制限され、フロントページにリダイレクトされます。
「抜粋表示・ログイン誘導」: 基本投稿タイプの記事のカテゴリーに対する閲覧制限は、当該カテゴリーに属する個別投稿記事の表示を非ログインユーザーに対しては、抜粋又はモアリンク(続きを読むためのリンク)までの一部だけに限定し、全文を表示するためのログイン又はユーザー登録を促す表示を行います。ログインユーザーに対しては全文を表示します。記事の一覧表示のためのカテゴリーページは、非ログインユーザーに対してもそのまま表示します。固定ページの閲覧制限は、「非表示・リダイレクト」と同じになります。
メニュー項目による閲覧制限
メニュー項目による閲覧制限は、選択されたメニュー項目とその下位のメニュー項目、及び、リンク先のページに適用されます。メニュー項目のリンク先がカテゴリーページである時は、そのカテゴリーと下位のカテゴリーに属する個別の投稿記事ページにも適用されます。メニュー項目による閲覧制限は、最上位レベル及び第2層目のメニュー項目に対してのみ、設定することができます。
注意:メニュー項目による閲覧制限を行う時は、カテゴリー、固定ページの階層構造とメニュー項目の階層構造が同じになるようにすることが大切です。階層構造が逆転や矛盾がある場合は、閲覧制限が意図したとおりにならない場合があります。最上位レベルのメニュー項目は、カテゴリーや固定ページの階層構造においても、最上位レベルにあるようにして下さい。
ウィジェットの閲覧制限(表示制限)
簡易的な表示制限: 本テーマでは、全てのウィジェットに対して、ログインユーザーか、非ログインユーザーかによって、また、フロントページか、それ以外によって、表示する/しないを選択できるようにしています。
高度な表示制限: ワードプレスの条件分岐タグを利用する高度な表示制限の機能も追加しています。条件分岐タグの「否定」や、複数の表示制限を「及び」「又は」で繋いで指定することもできるようにしています。高度な表示制限は、簡易的な表示制限に優先します。
ワードプレスの最新バージョンでは、ウィジェットの管理にブロックエディターが利用できます。しかし、この場合は上記の閲覧制限機能は利用できません。ブロックエディターを使わないようにする方法もありますが、現在他の方法を検討中です。2021.12.23